フローリングのえぐれ傷は100均で直る?失敗防ぐ補修術と賃貸の注意点
フローリングのえぐれ傷は100均で直る?失敗防ぐ補修術と賃貸の注意点の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
100均アイテムを使って最大限に目立たなく仕上げるには、職人が行う下地処理と調色のプロセスを忠実にトレースすることが肝要です。適当にパテを塗りたくるだけでは決して綺麗になりません。
【ステップ1:傷周辺の清掃と脱脂】
補修箇所に皮脂や床用ワックス、ホコリが残っていると、パテが密着せずに数週間で剥がれ落ちます。無水エタノールや薄めた中性洗剤を含ませた布で傷の中まで入念に拭き取り、ささくれ立っているバリをカッターナイフで丁寧に削り落とします。
【ステップ2:下地埋めとマスキング】
傷の周囲0.5mmを残してマスキングテープを四方に貼ります。これにより余計な部分へパテが付着するのを防ぎます。キャンドゥなどの木部用パテをヘラに少量取り、傷の底へ空気が残らないよう押し込むように充填します。パテは乾燥すると必ず縮むため、「わずかに盛り上がる程度」に盛るのがプロのセオリーです。
【ステップ3:乾燥と面出し研磨】
パテを完全に乾燥させます(目安は丸一日)。完全に硬化したのを確認したら、マスキングテープを剥がし、100均でも手に入る#600〜#800程度の耐水ペーパー(紙やすり)を平らな木片などに巻き付け、床面と完全にツライチ(段差ゼロ)になるまで優しく研磨します。指で触れて境目が分からなくなるまで均すのがポイントです。
【ステップ4:木目描きとツヤ合わせ】
パテで平らになった部分は単色で不自然なため、セリアの傷隠しクレヨンや細芯の木部補修ペン(茶色・こげ茶)を使い、周囲から繋がる木目のラインを描き足します。描いた直後に指先で軽く叩いてぼかすと自然に馴染みます。最後に床用ツヤ出しスプレーや、家具用の半ツヤクリアスプレーをサッとひと吹きすれば、光の反射による違和感を完全に消し去ることができます。