花粉症は皮膚科で治せる?耳鼻科との違いと驚きの処方メリット【最新】
花粉症は皮膚科で治せる?耳鼻科との違いと驚きの処方メリット【最新】についての最新情報をお届けします。
花粉が飛ぶ時期に肌が荒れる現象は、単なる乾燥や季節の変わり目のゆらぎ肌ではありません。医学的には「花粉皮膚炎」と呼ばれる独立したアレルギー性皮膚疾患です。 駒沢自由通り皮膚科の白石英馨院長をはじめとするアレルギー専門医の知見によると、花粉皮膚炎は主にスギやヒノキの花粉粒子が、乾燥や摩擦によってバリア機能が低下した皮膚の角質層に直接侵入することで発症します。本来、皮膚の表面は皮脂膜とセラミドなどの細胞間脂質によって強固に守られていますが、春先の空気の乾燥や度重なる洗顔、花粉を落とそうとする過度なクレンジングによって角質が剥がれると、花粉のアレルゲンが真皮層近くまで容易に入り込み、マスト細胞を刺激してヒスタミンを放出させるのです。 花粉皮膚炎特有の自覚症状として、以下のような兆候が挙げられます。 * まぶたや目の周りが赤く腫れぼったくなり、チクチク・ムズムズしたかゆみがある * 頬やフェイスライン、首筋など「外気に露出している部分」に限定して赤みや小さなブツブツが出る * 普段使っている化粧水や乳液が急にしみるようになる * 鼻のかみすぎで鼻の下が赤くただれ、そこから顔全体へかゆみが広がる 自己判断で市販の保湿クリームや美白化粧品を塗り重ねると、配合成分が傷ついた角質層にしみて接触皮膚炎(かぶれ)を二次的に引き起こし、症状が劇的に悪化するケースが頻発しています。さらに注意が必要なのは、スギやヒノキ、イネ科の花粉症を持つ患者が生の果物や野菜(トマト、キウイ、リンゴ、桃など)を摂取した際、10分〜15分ほどで口唇や喉にかゆみ・イガイガ感を覚える「花粉食物アレルギー症候群(PFAS)」の存在です。花粉症が皮膚や粘膜のバリアを脅かす影響は、鼻水やくしゃみだけにとどまりません。