吉田拓郎と中島みゆきが紡いだ絆の全貌|つま恋の奇跡と名曲誕生秘話

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二人の関係の原点は、中島みゆきがまだプロデビューを果たす前、北海道で過ごしていた学生時代にまで遡ります。帯広の高校に通っていた頃から吉田拓郎の音楽に深く傾倒していた中島みゆきは、藤女子大学在学中、札幌で開催された吉田拓郎のコンサート会場でアルバイトをしていました。

その際、楽屋で拓郎にお茶を出したというエピソードは、後年のラジオ番組『吉田拓郎のオールナイトニッポン』などでも拓郎本人の口から懐かしそうに語られています。拓郎はそのときの記憶として「白いミニスカートを穿いた綺麗な女の子がお茶を持ってきてくれた」と鮮明に振り返っており、無名時代のファンとトップスターという立場から二人の歴史は静かに幕を開けました。

1975年に中島みゆきが『アザミ嬢のララバイ』で鮮烈なデビューを飾り、瞬く間にスターダムへと駆け上がると、二人は同じレコード会社(キャニオン・レコード/ポニーキャニオン、のちフォーライフ)や音楽業界の第一線で交錯する同胞となります。かつての「憧れの存在とお茶出しの女子大生」という構図は、時代を牽引する孤高のトップランナー同士の対等な関係へと昇華していきました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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