札幌開成高校の偏差値と現在!高校募集停止の真相とIb進学実績を徹底検証
札幌開成高校の偏差値と現在!高校募集停止の真相とIb進学実績を徹底検証にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
中等教育学校への移行後、教育関係者や保護者が最も注視してきたのが大学進学実績の推移です。地元・北海道大学への合格者数は、旧高校時代には毎年20〜30名規模をコンスタントに輩出していましたが、完全移行後の近年は年によって10〜20名規模で推移しています。「合格者数が減少したのではないか」という指摘がネット上で見受けられますが、これは1学年の定員が320名から160名へと半減した規模の縮小を考慮する必要があります。率として見れば、依然として学年の上位層が北大をはじめとする難関国公立大学へ進学する構図を維持しています。
注目すべきは、合格を勝ち取るルートの質的な構造変化です。同校のカリキュラムは、前期課程(中学校段階)でのMYP(中等教育プログラム)を経て、後期課程(高校段階)で国際バカロレア・ディプロマ・プログラム(IBDP)を履修できる体制が整えられています。このDP取得を目指す探究活動や長文のエッセイ(課題論文)、社会的実践(CAS活動)を通じて鍛え上げられた生徒たちは、大学入試の「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」において突出した実績を発揮しています。
北海道大学の総合型選抜(旧フロンティア入試)をはじめ、東北大学、筑波大学、東京外国語大学といった難関国立大や、慶應義塾大学(SFCなど)、早稲田大学、国際基督教大学(ICU)、立命館アジア太平洋大学(APU)などへ推薦・総合型で合格する比率が極めて高くなっています。さらに、IBディプロマのスコアを活用して、北米・欧州・アジアの名門海外大学へ直接進学する生徒も毎年複数名誕生しており、道内の他校には見られない独自のグローバル進路網を確立しています。