ペンドルトンタグ年代判別ガイド!50S〜90Sの見分け方と相場
ペンドルトンタグ年代判別ガイド!50S〜90Sの見分け方と相場の重要ポイントを解説します。最新トレンドがチェックできます。
ペンドルトンを代表するアイテムといえば、西海岸のサーファーカルチャーやチカーノスタイルに愛された「ボードシャツ(Board Shirt)」です。タグが擦り切れて文字が読めない場合や、万が一のタグ付け替えを見破るためには、ペンドルトンボードシャツ年代判別のディテール知識が不可欠になります。
まず注目すべきは「襟(カラー)の構造」です。50年代から60年代初頭のボードシャツは、オープンカラーの芯地が入っておらず、襟の端を内側に巻き込んで縫い合わせた袋縫い仕立てになっており、首元に柔らかなドレープが生まれます。これが60年代後半から70年代以降になると、襟の内側にパリッとした芯地(接着芯や不織布芯)が挿入され、角がピシッと立った形状へと近代化されます。
次に確認したいのが「ポケットフラップの形状とボタン」です。初期の50年代モデルにはフラップ角が緩やかなラウンドを描くものや、フラップ自体がない角型パッチポケットが存在します。ボタン素材も、50年代の鈍い光沢を放つ尿素ボタンやシェル調ボタンから、70年代以降はプラスチック成形ボタンへと変わっていきます。タグだけに頼らず、服全体の構築美を観察することが真の目利きへの第一歩です。