道の駅小国の魅力と評判を徹底検証!建築美とジャージー牛乳の真実
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道の駅小国 ゆうステーションの真髄を語る上で欠かせないのが、世界的な建築家・葉祥栄氏の手による革新的な構造設計である。この建物は、小国町が誇るブランド木材「小国杉」の間伐材を主構造に用いた、日本初の木造立体トラス構法で建てられている。一般的にトラス構造といえば鉄骨が主流だった1980年代半ば、強度のばらつきが大きい木材同士を金物で接合し、大空間を無柱で支える技術は当時の建築界に大きな衝撃を与えた。
外壁を覆う全面ハーフミラーガラスの扉をくぐると、外観の硬質な表情から一転し、天井一面に幾何学模様を描きながら連続する小国杉のトラスフレームが広がる。木造ドームならではの吸音効果と柔らかな陰影が、長距離運転で疲労したドライバーの神経を静かにほぐしてくれる設計意図が見て取れる。
行政の産業振興資料や当時の建築記録を紐解くと、この大胆な試みは単なる奇抜さの追求ではなかった。林業の衰退に危機感を抱いた地元有志と町が、間伐材の新たな付加価値を全国に発信するために挑んだ「地域再生の記念碑」だったのだ。40年近くを経た現在も入念な木材メンテナンスが施され、構造体としての健全性を保ち続けている点は、木造都市建築の生きた教科書と言っても過言ではない。