花粉症かコロナか?喉のイガイガと違和感を見分ける決定打と最新対処法

花粉症かコロナか?喉のイガイガと違和感を見分ける決定打と最新対処法に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

朝起きた瞬間に喉がイガイガする、唾を飲み込むとわずかに引っかかる感じがする――こうした初期の違和感が生じた際、発熱がないからといって安易に花粉症と決めつけるのは極めて危険です。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会や感染症専門医の報告によると、近年のオミクロン派生株感染者のうち、約35〜40%は初期段階で37.5度以上の発熱を伴わないというデータが示されています。

両者の鑑別において最も重視すべきは、「喉の感覚の質」と「付随する粘膜症状の広がり」です。花粉症による喉の違和感の正体は、喉の粘膜に付着した花粉に対するアレルギー反応(かゆみ、ムズムズ感)、もしくは鼻粘膜の炎症により発生した分泌物が喉へ垂れ落ちる後鼻漏による物理的刺激です。一方、ウイルスの侵入・増殖によるコロナの初期症状は、粘膜細胞の破壊を伴うため「ピリピリとした痛み」「焼け付くような熱感」「唾液を飲み込むときの引っ掛かり」として自覚される傾向があります。

鑑別項目花粉症(アレルギー性鼻炎)新型コロナウイルス(オミクロン系統)臨床現場・編集部の鑑別基準喉の自覚症状かゆい、ムズムズする、痰が絡む刺すような痛み、嚥下痛、強い乾燥感「かゆみ」は花粉優位、「痛み」はコロナを強く疑う発熱・全身症状発熱なし(微熱も稀)、倦怠感は軽度平熱〜39度台、関節痛、強いだるさ熱なしでも全身の倦怠感・関節痛があれば感染症目・鼻の症状激しい目のかゆみ、水のような透明な鼻水目のかゆみは稀、粘性のある鼻水、鼻閉「目のかゆみ」の有無が極めて決定的な鑑別点症状の変動・経過天候・飛散量・外出で悪化、雨の日は軽減時間経過とともに急速に悪化(半日〜2日)環境に関わらず時間単位で喉の痛みが悪化するか注視
山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest