ワカケホンセイインコ駆除は違法?勝手な捕獲が罰せられる真相を徹底解説

ワカケホンセイインコ駆除は違法?勝手な捕獲が罰せられる真相を徹底解説について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

Q1:敷地内の庭木にワカケホンセイインコが巣を作り、中に卵があります。自分で巣を撤去して卵を捨ててもいいですか?
A1:絶対にいけません。鳥獣保護管理法第8条において、野生鳥類の卵の採取・損傷は厳しく禁じられています。卵やヒナがいる状態の巣を許可なく撤去・投棄すると同法違反となり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。ヒナが巣立つまで待ってから巣を撤去し、樹洞を塞ぐか、どうしても早急な撤去が必要な場合は自治体の環境窓口に相談して捕獲・採取許可を申請してください。

Q2:ベランダに飛んでくるインコを追い払うために、エアガンで撃ったり殺虫スプレーを噴射したりしても大丈夫ですか?
A2:法律違反となる可能性が極めて高く、絶対に行うべきではありません。エアガンで傷つけたり殺傷したりする行為はもちろん、薬品を直接吹きかけて衰弱させる行為も鳥獣保護管理法違反(違法な殺傷)に問われます。また、市街地でのエアガン発射は軽犯罪法や各自治体の迷惑防止条例に抵触する恐れもあります。撃退は、テグスの設置や防鳥ネット、強い光や音による一時的な追い払いなど、鳥を物理的に傷つけない非殺傷の手法に限定してください。

Q3:市役所や区役所に電話すれば、職員が自宅まで来て無料でインコを駆除・捕獲してくれますか?
A3:原則として行政の職員が自ら出動して駆除や捕獲を行うことはありません。ワカケホンセイインコは特定外来生物ではなく、民有地で発生した害鳥問題は「敷地管理者の自己責任」が原則となるためです。自治体の窓口が提供するのは、防鳥ネットなどの防除指導、正規の捕獲許可申請の受付、または地域の害虫・害鳥駆除専門業者(ペストコントロール協会等)の案内にとどまります。

Q4:自分で網を使って捕まえて、そのまま自宅でペットとして飼育し直すことは可能ですか?
A4:違法です。ペットとして飼育する目的であっても、野生下にある個体を無許可で捕獲すること自体が鳥獣保護管理法で固く禁じられています。「保護した」「飼い直す」という名目であっても、正規の捕獲許可証がない限り法的な処罰対象となります。飼育したい場合は、正規のペットショップや法的手続きを経た保護団体から適正に譲渡を受けてください。

Q5:ワカケホンセイインコのフンから人間に病気がうつる感染症リスクは本当にありますか?
A5:医学的に現実のリスクが存在します。鳥類全般、特にインコ・オウム類は「オウム病クラミジア(Chlamydia psittaci)」を保菌している確率が比較的高いとされています。乾燥したフンが粉塵となって空気中に舞い上がり、それを吸い込むことで発熱や激しい咳、重篤な肺炎を引き起こす「オウム病」を発症する恐れがあります。ベランダや車に付着したフンを清掃する際は、乾いた状態で掃き掃除をせず、マスクと手袋を着用した上で、水やエタノール消毒液で湿らせて拭き取るのが鉄則です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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