椎名林檎『人生は夢だらけ』歌詞の真意と誕生秘話|高畑充希Cmから名曲へ

椎名林檎『人生は夢だらけ』歌詞の真意と誕生秘話|高畑充希Cmから名曲へにまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

『人生は夢だらけ』の原点は、2016年3月に公開されたかんぽ生命保険の企業CM「人生は、夢だらけ。」です。映像ディレクター・児玉裕一が手掛けたこのCMは、高畑充希がミュージカルの舞台のように街中を歌い歩く躍動感あふれる演出で、瞬く間に社会現象となりました。当時、CMプランナーから椎名林檎へ提示されたオーダーは「新しい生命保険の幕開けにふさわしい、生命力に満ちた歌」という極めて熱量の高いものでした。

当時報道された音楽関係者の証言やインタビューによると、椎名林檎は当初CM用の短い尺に合わせてメロディと歌詞を執筆。高畑充希の卓越した表現力と澄んだ高音が生み出した爆発的な反響を受け、楽曲の世界観を余すところなく描き切るべく、フルサイズとしての制作に着手しました。

そうして完成した楽曲は、2017年12月6日にリリースされたセルフカバー・アルバム『逆輸入 〜航空局〜』に収録。名手・村田陽一によるゴージャスなホーンセクションとスウィングビートを取り入れたビッグバンド編成により、CMの爽やかさとは一線を画す、艶やかで濃密なシアトリカル・ポップスへと見事に生まれ変わりました。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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