モンステラ株分けで切る位置の正解|節と気根で見極める失敗回避術
モンステラ株分けで切る位置の正解|節と気根で見極める失敗回避術を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
Q1:葉っぱだけを茎からハサミで切り取って水に挿しておくと、根や新芽は出ますか?
A1:残念ながら新芽は絶対に出ません。葉柄(葉の軸)だけを水に挿すと、断面から水を吸って数週間〜数カ月間は緑色を保ち、稀に仮根のような微細な糸根が出ることがありますが、新しい茎や葉を生み出す「成長点(節)」が存在しないため、最終的には朽ちて枯れてしまいます。増やす目的であれば、必ず主茎の「節」を含めて切断してください。
Q2:長く伸びすぎて黒くなった気根は、切断してから挿し木しても大丈夫ですか?
A2:まったく問題ありません。気根の表面が木質化して黒ずんでいても、内部の維管束が生きていれば土中で新しい白い根を無数に分岐させます。長すぎて植え付けにくい場合は、節から10〜15cm程度の長さに清潔なハサミで切り詰めてから土に埋めれば、十分な初期吸水器官として機能します。
Q3:切った後の親株側の切り口から樹液が垂れて止まりません。どうすれば良いですか?
A3:モンステラはサトイモ科の植物であり、切断直後は樹液(シュウ酸カルシウムを含む液体)が染み出します。この樹液が肌に触れるとかゆみやかぶれを引き起こす恐れがあるため、作業時は必ずゴム手袋を着用してください。親株の切り口はティッシュ等で優しく拭き取り、園芸用の癒合剤(トップジンMペーストなど)を塗布するか、風通しの良い半日陰で1日放置して切り口を乾燥させると雑菌感染を防げます。
Q4:水挿しと土挿し、初心者はどちらから始めるのが安全ですか?
A4:発根の様子を目視で確認できる「水挿し」が初心者には最もおすすめです。透明なガラス瓶にメネデールを薄めた水を入れ、気根を含んだ節を浸しておけば、2〜3週間で白い元気な根が伸びてくる様子がはっきりと観察できます。水は毎日〜2日に1回交換し、新鮮な酸素を供給してください。根が5cm以上伸びて分岐し始めたタイミングで、清潔な小粒赤玉土へ移行すると失敗しません。