無期雇用派遣はやめとけ?知られざるデメリットと正社員との待遇格差
無期雇用派遣はやめとけ?知られざるデメリットと正社員との待遇格差の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
常用型派遣の現場では、日々どのような葛藤が渦巻いているのでしょうか。SNSや匿名掲示板、大手口コミサイトに投稿された数百件に及ぶ現役スタッフの声を検証すると、共通する切実な叫びが浮き彫りになります。
「派遣先でどれだけ業務改善を提案し、正社員以上の成果を出しても、評価されるのは派遣先の社員。派遣元企業からは『クライアントとの契約単価が上がらないから』の一言で昇給を拒否された」(都内IT企業勤務・31歳女性の手記より)
この告白が物語る通り、無期雇用派遣の給与が上がらない背景には、派遣ビジネス固有のマージン(手数料)構造があります。派遣先が支払う請求単価のうち、約30〜40%は派遣会社の利益や福利厚生費、営業管理コストとして差し引かれます。仮に現場での頑張りが認められて派遣単価が月額2万円引き上げられたとしても、それがそのままスタッフの月給に反映されることは稀です。
さらに深刻なのが、次の派遣先が決まるまでの「待機期間」に支給される給与補償の罠です。法律上、使用者の責に帰すべき事由による休業手当は「平均賃金の60%以上」と定められています。全額支給をうたう大手派遣事業者も一部存在しますが、基本給のみの支給で各種手当が削られたり、60%支給に留まったりするケースが珍しくありません。手取り額が突如として十数万円に落ち込み、家賃や生活費の支払いに窮した末に、意に沿わない過酷な就業先への異動を余儀なくされるケースが多発しています。