東京芸術劇場の座席選びで失敗ゼロ!見え方と音響の死角を徹底追跡
東京芸術劇場の座席選びで失敗ゼロ!見え方と音響の死角を徹底追跡を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
コンサートホールの正面に堂々と鎮座する巨大なオルガンは、劇場の象徴だ。ルネサンス・バロック・モダンの3つの時代様式を回転式で切り替えられる世界屈指の楽器であり、定期的に開催される「東京芸術劇場パイプオルガンコンサート」は、多くのクラシック音楽ファンを魅了し続けている。
このパイプオルガンの荘厳な響きを余すところなく堪能するには、通常のオーケストラ公演とは異なる座席選びが不可欠だ。結論から言えば、1階席の前半列は避けたほうが無難である。パイプが頭上高くに位置するため、音が頭上を飛び越えてしまい、直接波として耳に届きにくい。狙うべきは2階席の正面ブロック(2C列など)の中段から後方だ。天井に向かって立ち上った無数のパイプの倍音が空間全体に拡散し、降り注ぐような音のシャワーとなって観客を包み込む。残響を味わう芸術には、それに適した距離感がある。