褥瘡の看護計画とOptp文例!Design-R評価と最新予防ケア
褥瘡の看護計画とOptp文例!Design-R評価と最新予防ケアの要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。
客観的かつ再現性の高いアセスメントを行う上で、日本褥瘡学会が策定したDESIGN-R®評価基準および国際的な褥瘡ステージ分類の習熟は欠かせません。
褥瘡ステージ分類(NPUAP/EPUAP基準)は、組織損傷の深度に基づいて以下のように分類されます。
- ステージI:圧迫を除去しても消退しない非消退性発赤(皮膚の統合性は保たれている)。
- ステージII:真皮までの部分欠損(水疱、浅いすり傷、浅い陥凹)。
- ステージIII:皮下脂肪組織に達する全層皮膚欠損(筋膜は露出していない)。
- ステージIV:筋膜、筋肉、骨、腱などの支持組織が露出する全層組織欠損。
- 深部組織損傷疑い(DTI):皮膚表面は損傷していないが、深部の虚血による紫斑や暗紫色の変色を呈する状態。
- 判定不能:壊死組織やスラフ(黄色壊死組織)で創底が完全に覆われ、深度が特定できない状態。
臨床で広く使われるDESIGN-R®2026は、Depth(深さ)、Exudate(滲出液)、Size(大きさ)、Inflammation/Infection(炎症/感染)、Granulation(肉芽組織)、Necrotic tissue(壊死組織)、Pocket(ポケット)の7項目を大文字(重度)と小文字(軽度)で表し、スコアリングする仕組みです。合計スコアの推移を追うことで、創傷の改善・悪化傾向を看護チーム全体で一目で共有できます。