東国三社巡りの正しい順番とは?ご利益を引き出す回り方と不思議な体験の真相
東国三社巡りの正しい順番とは?ご利益を引き出す回り方と不思議な体験の真相についての疑問解決ガイドをお届けします。
ネット上やSNSでは「鹿島から回らないとご利益が半減する」「香取が最初であるべきだ」といった様々な言説が飛び交っています。しかし、神社本庁および各神社の公式案内を確認すると、「参拝の順番に厳格な決まりはない」というのが正確な事実です。どこからスタートしても神仏への敬意があれば、十分なご神徳を授かることができます。
そのうえで、歴史的な神話の文脈や移動効率を考慮した場合、最も自然で理にかなっているのが「鹿島神宮 → 息栖神社 → 香取神宮」というルートです。
古事記や日本書紀に記された「国譲り神話」において、武神である武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ/鹿島神宮)と経津主大神(フツヌシノオオカミ/香取神宮)の2柱が地上に降り立ち、その先導を務めたのが久那斗神(クナドノカミ/息栖神社)でした。旅の立ち上げを象徴する鹿島から始まり、道案内役の息栖を経て、物事を成就・結実させる香取で締める流れは、神話のストーリーとも美しく合致します。