奥本章寛死刑囚の現在と犯行動機|宮崎家族3人殺害事件の真相と再審
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本事件は、宮崎地裁で初めて裁判員裁判によって死刑判決が下された事案として司法史上でも大きな注目を集めました。一審の宮崎地裁(2010年12月)は、裁判員と職業裁判官による審理の末、「尊い3人の命を奪った結果は極めて重大であり、犯行態様も冷酷非道である」として求刑通り死刑を言い渡しました。
弁護側は犯行当時の年齢(21歳)や反省の態度、生育歴などを理由に減刑を求めて控訴しましたが、福岡高裁(2012年3月)も控訴を棄却。判決理由において、乳児を含む無抵抗な親族を計画的に殺害した残虐性を重く見なし、死刑回避の事由には当たらないと判断しました。
そして2014年10月、最高裁第1小法廷が上告を棄却したことで、奥本章寛の死刑が正式に確定しました。永山基準に照らしても3名の殺害という結果の重大性と動機の身勝手さから、極刑の選択はやむを得ないと結論づけられました。