異彩の絵師・金子國義が描く退廃美の極致:アリスからHydeまで
異彩の絵師・金子國義が描く退廃美の極致:アリスからHydeまでにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
金子國義の美学は、美術界にとどまらず音楽界のトップランナーにも多大な影響を与えてきた。その象徴的なエピソードが、ロックバンドL'Arc~en~Cielのヴォーカリストでありソロアーティストとしても世界的な活躍を見せるHYDEとの深い親交だ。
2006年にリリースされたHYDEのソロアルバム『FAITH』では、ジャケットアートワークに金子の作品が起用され、大きな話題を呼んだ。神聖さと悪魔的な魅力を併せ持つHYDEの音楽世界と、金子の耽美的な絵画が見事に融合した瞬間である。プライベートでも交流を重ねた二人は、互いの美学に敬意を払い合い、ロックと美術という異なるジャンルでありながら、暗黒の美意識を共有するソウルメイトとして深い絆を結んでいた。