縮毛矯正とカラーはどっちが先?同日施術のリスクと失敗防ぐ最新美髪術
縮毛矯正とカラーはどっちが先?同日施術のリスクと失敗防ぐ最新美髪術の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
ネット上で囁かれる「順番を間違えると髪がチリチリ(ビビリ毛)になる」という噂は、決して大げさな都市伝説ではなく、毛髪科学の観点から完全に事実です。
髪がチリチリになる「ビビリ毛」の正体は、過度なアルカリによる膨潤と高熱による「過収縮・過変性」です。例えば、全体カラーでアルカリに傾きキューティクルが破壊された無防備な毛髪に対して、間をおかずに強力な縮毛矯正1剤を塗布した場合、薬剤は一瞬でコルテックス深部まで暴走浸透します。この状態でアイロンの熱が加わると、毛髪内部の水分が一気に水蒸気爆発を起こし、タンパク質が炭化・硬化してちりめん状に縮れ上がってしまいます。
一度ビビリ毛になってしまった髪は、死んだ細胞で構成されているため、いかなる高級トリートメントを用いても元の健康な状態に再生させることは不可能です。万が一順番ミスなどでビビリ毛が発生してしまった場合の対策は以下の通りです。
- 酸熱トリートメントや高濃度プレックス剤による一時的な架橋補強:内部の結合を疑似的に補強し、手触りを一時的に緩和させる。
- 熟練技術者による「ビビリ直し(再還元処理)」:極めてリスクが高いものの、微量の酸性還元剤で慎重に面を整え直す(成功率は技術者の腕に依存)。
- 傷んだ部分を段階的にカットする:最終的に最も確実で美髪を取り戻す唯一の根本的解決策。