オプジーボの価格は今いくら?大幅引き下げの真相と実際の自己負担額
オプジーボの価格は今いくら?大幅引き下げの真相と実際の自己負担額の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
本邦で小野薬品工業が製造販売を手がけるオプジーボ(ニボルマブ)は、現在も複数のがん種で中心的な役割を担う免疫チェックポイント阻害薬です。現在のニボルマブの薬価は、容量規格ごとに以下のように設定されています。
現在流通している主な規格では、20mg瓶、100mg瓶、120mg瓶、240mg瓶などが用意されており、100mg換算で約15万円〜16万円前後となっています。発売当初の100mgあたり約73万円と比較すると、その価格は劇的に下がっています。
治療における標準的な投与スケジュール(成人に対する単剤投与)では、体重換算ではなく「1回あたり240mgを2週間間隔」または「1回あたり480mgを4週間間隔」で点滴静注するケースが一般的です。この固定用量で計算した場合、オプジーボの1回あたりの薬剤費用(薬価ベースの総額)はおよそ36万〜38万円前後となります。
年間を通じて治療を継続した場合、薬剤費のみの単純合算ではオプジーボの年間費用(10割負担の薬剤総額)はおよそ900万〜1,000万円前後の水準です。当初の3,500万円と比べれば大幅に圧縮されたとはいえ、依然として一般家庭が単独で全額を支払える金額ではありません。しかし、日本の公的医療保険制度のもとでは、この総額を患者がそのまま支払うわけではありません。