動脈血と静脈血の決定的な違いとは?色の謎や肺動脈逆転の真相を解明

動脈血と静脈血の決定的な違いとは?色の謎や肺動脈逆転の真相を解明に関するポイントを徹底的にまとめました。最新データをご覧ください。

Q1:切り傷を負ったとき、流れているのが動脈血か静脈血かを見分ける方法はありますか?
A1:出血の「勢い(出方)」と「色」で判別が可能です。傷口から鮮やかな赤い血が、心臓の鼓動(トクントクンというリズム)に合わせてピュッピュッと噴き出すように出る場合は動脈性出血です。極めて危険な状態のため、直ちに傷口の心臓側を強く圧迫し救急車を呼ぶ必要があります。一方、赤黒い血がタラタラと持続的に滲み出ている場合は静脈性出血であり、清潔なガーゼで傷口を数分から十数分間直接圧迫固定すれば通常は止血できます。

Q2:体の中で一番酸素が多い動脈血と、一番酸素が少ない静脈血はどこを流れていますか?
A2:体内でも最も酸素濃度(酸素飽和度)が高い動脈血が流れているのは、肺でガス交換を終えた直後の「肺静脈」および心臓の「左心房・左心室」です。逆に、最も酸素濃度が低くなっている静脈血は、全身の臓器や心臓自体の筋肉(冠循環)で酸素を徹底的に消費し終え、右心房へと合流する直前の「肺動脈」内の血液(混合静脈血)です。

Q3:献血で抜かれる血液は、動脈血ですか? それとも静脈血ですか?
A3:献血で採取されるのはすべて「静脈血」です。健康診断の採血と同様に、太い針を安全に刺すことができ、止血が容易で神経損傷のリスクが極めて低い肘の内側の表在静脈(肘正中皮静脈など)が選ばれます。400mLなどのまとまった量を安全に採取するためにも、低圧で安定して血液を引くことができる静脈が不可欠です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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