相撲の行司の給料格差と年収の実態|最高峰から序ノ口まで徹底解剖
相撲の行司の給料格差と年収の実態|最高峰から序ノ口まで徹底解剖を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。
一方で、土俵入りしたばかりの若手行司の待遇は非常に質素です。中学や高校を卒業して相撲部屋に入門した「序ノ口格」の初任給は月額4万〜5万円前後とされています。
一見すると自活不可能な金額に見えますが、若手行司は所属部屋の大部屋に住み、朝夕のちゃんこ鍋をはじめとする食費、光熱費、住居費がすべて部屋から賄われます。そのため、実質的には生活費がかからない環境で修行に励む仕組みです。
ただし、本場所の取組を裁くだけが彼らの仕事ではありません。部屋の力士たちの着付けの補助、ちゃんこの配膳、番付の墨書き練習、さらには巡業先での荷物管理など、膨大な裏方作業をこなします。十両格へ昇格して「一人前」と認められるまでに15年〜20年以上の歳月を要することも珍しくなく、強い情熱と忍耐が求められる下積み生活が続きます。