赤い月と巨大地震の噂は本当か?科学が暴くブラッドムーンの真実
赤い月と巨大地震の噂は本当か?科学が暴くブラッドムーンの真実についての疑問解決ガイドをお届けします。
夜空に浮かぶ月が血のような赤色に染まる皆既月食(ブラッドムーン)。この息を呑むような光景は、太陽光が大気中を通過する際に波長の長い赤い光だけが屈折して月面を照らすレイリー散乱という純粋な光学現象だ。国立天文台(NAOJ)が幾度となくその原理を平易に解説しているにもかかわらず、古来より人類はこの「赤い月」に不吉な前兆を見出してきた歴史がある。
現代においても、ウェザーニュース(Weathernews)などのライブ配信で神秘的な映像が共有されると同時に、SNS上では突如として震災リスクの言説が跳ね上がる。視覚的なインパクトがあまりに強烈だからこそ、人間の脳は無意識に破滅的な事象と結びつけたがる。心理学でいう「確証バイアス」の典型例が、空のスペクタクルを機に浮き彫りになるのだ。