仮面ライダー旧2号の奇跡!誕生秘話と新旧・シンとの違いを徹底解剖
仮面ライダー旧2号の奇跡!誕生秘話と新旧・シンとの違いを徹底解剖の詳細解説をご紹介します。専門的な知識が満載です。
仮面ライダーシリーズの代名詞である「変身ポーズ」は、実は旧2号の登場時に初めて考案された演出です。本郷猛の旧1号時代は、専用マシン「サイクロン号」に乗り、走行風圧をベルトの風車ダイナモに受けることで自動的に変身していました。
しかし、一文字隼人を演じる佐々木剛氏は当時、自動二輪免許を所持していませんでした。劇中でバイクを疾走させながら変身することが物理的に不可能だったため、制作陣と殺陣を担当した大野剣友会は「生身の人間がその場で構えを取り、風車を開いて風を取り込むアクション」を編み出します。両腕を大きく右から左へと流し、鋭く正面へ構える一連の所作は、歌舞伎の見得や空手の型を取り入れたものでした。
この「誰もが真似できる身体表現」は、当時の子どもたちの心を爆発的に捉えました。旧2号の登場と変身ポーズの導入を機に、番組の視聴率は関西・関東ともに急上昇し、最高視聴率30%を超える社会現象へと発展。制約というマイナス要因を創造性でプラスへと昇華させたこの試みは、日本のエンターテインメント史に残る金字塔として現在も高く評価されています。