土左衛門とはなぜ水死体を指す?実在力士の語源と放送禁止の真相
土左衛門とはなぜ水死体を指す?実在力士の語源と放送禁止の真相の真相について、最新情報を詳しくお届けします。
Q1:成瀬川土左衛門という力士は実在したのですか?
A1:実在しました。江戸時代中期の享保年間(1716〜1736年)に活躍した大相撲力士で、陸奥国出身、鳴戸部屋に所属していました。番付上は前頭まで進んだ記録が残っており、色白で太った巨漢であったことが当時の文献に記されています。
Q2:警察や海上保安庁では、現在も土左衛門と呼んでいるのですか?
A2:公式な業務において使われることはありません。警察や海保の内部実務では「浮体(ふたい)」「水死体(すいたい)」「変死体」などの専門用語が用いられます。土左衛門は刑事ドラマなどのフィクションや、かつての俗語として認知されているに過ぎません。
Q3:なぜ女性の水死体でも「土左衛門」と呼ぶのですか?
A3:成瀬川土左衛門が男性力士であったことから、江戸初期の発生当初は男性の水死体のみを指していましたが、言葉が定着するにつれて性別を問わず「水死体全般を指す代名詞」へと意味が一般化したためです。一部の伝承では女性の遺体を別の名で見立てる動きもありましたが、土左衛門のインパクトが強すぎたため総称として残りました。