アプリのバックグラウンド更新はオフNg?電池節約の罠と正しい設定法
アプリのバックグラウンド更新はオフNg?電池節約の罠と正しい設定法について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
マルチタスク画面を開き、並んでいるアプリを上へ次々とスワイプして強制終了させる、いわゆる「タスクキル」。メモリを解放して電池を節約できると思われがちですが、日常的にこれを行うのは明確に逆効果です。
Appleのソフトウェア開発トップやGoogleのエンジニアも公式に言及している通り、現在のモバイルOSは極めて高度なメモリ管理を行っています。メモリ上にアプリが保持されている状態から復帰させる場合、スマホはわずかな電力で瞬時にアプリを呼び戻せます。
しかし、タスクキルによって完全に終了させてしまうと、次回起動時にストレージから全データを読み込み直し、ゼロからメモリへ展開する処理が発生します。これは「一度止めた車のエンジンを何度も再始動させる」のと同じで、起動時にCPUへ瞬間的な高負荷がかかり、結果としてバッテリーを余計に浪費することになります。
バックグラウンドにあるアプリの終了操作が必要なのは、「アプリが固まって動かない」「画面の表示がバグを起こした」といった明確なトラブル発生時のみです。普段はOSの自動制御に任せ、スワイプ終了をあえて行わないのが最新の鉄則です。