世界滅亡の狂騒曲と封印の真実!日本を揺るがした世紀の謎を追う
世界滅亡の狂騒曲と封印の真実!日本を揺るがした世紀の謎を追うにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
1973年秋、出版・マスメディア業界に激震が走った。株式会社祥伝社から刊行されたノンフィクション作家・五島勉の著作が、発売と同時に爆発的な売れ行きを記録したのだ。当時の日本は第4次中東戦争に端を発するオイルショックの直撃を受け、トイレットペーパーの買い占め騒動が起きるなど、高度経済成長の神話が音を立てて崩れ去っていた時期にあたる。
五島勉の筆致は巧妙を極めていた。単なる予言の紹介にとどまらず、環境汚染、人口爆発、核兵器の拡散といった同時代のリアルな危機と予言詩を強引に結びつける手法を採用。読者に対して「科学的な警告書」であるかのような錯覚を抱かせた。新書版という手軽なフォーマットも手伝い、普段はオカルト本を手に取らない一般層や児童層までをも巻き込み、累計250万部を超える空前のメガヒットへと結実したのである。