腐葉土と培養土の違いとは?混ぜる黄金比と枯らさない使い分け
腐葉土と培養土の違いとは?混ぜる黄金比と枯らさない使い分けの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
自ら土をブレンドする場合、ベースとなるのは基本用土の代表格である「赤玉土(小粒〜中粒)」と「完熟腐葉土」の組み合わせです。 日本の園芸界において長年実証されてきた赤玉土と腐葉土の黄金比は「7:3」です。この比率に設定することで、赤玉土がもたらす排水性・通気性と、腐葉土がもたらす保水性・保肥力・微生物環境が見事な調和を生み出します。
用途に応じた配合パターンの使い分け
植物の種類や育成環境によって、最適なブレンド比率は変化します。
- 草花・一般野菜の基本配合:赤玉土(小粒)6〜7:完熟腐葉土3〜4+適量の元肥
- 観葉植物の土の配合:赤玉土(小粒)6:腐葉土2:パーライト(または軽石小粒)2
- 水はけを好むハーブ類・多肉植物:赤玉土(小粒)5:腐葉土2:川砂または鹿沼土3
室内で育てる観葉植物の場合、有機物である腐葉土の比率を高めすぎるとコバエやキノコバエが発生する要因になります。室内の清潔感を保ちたい場合は、腐葉土の比率を2割程度に抑えるか、無機質のピートモスやココヤシピートを代替として用いるのがスマートです。
「培養土に腐葉土を混ぜる割合」はどうすべきか?
「市販の培養土を買ってきたが、さらに腐葉土を足したほうがよく育つのか」という質問も多く寄せられます。 結論から述べると、新品の市販培養土に腐葉土を追加投入する必要はありません。すでにメーカーによって最適な比率で配合されているため、下手に腐葉土を加えると水持ちが過剰になり、かえって根腐れのリスクが高まります。 培養土に腐葉土を混ぜるべき場面は、「前シーズンに使った古い土をリサイクル・再生する時」です。古土を天日干しして消毒した後、全体の10〜20%程度の割合で新しい完熟腐葉土を混ぜ込むことで、痩せ細った土の団粒構造と微生物環境を劇的に蘇らせることができます。