チルド室とは?冷蔵室との違いや正しい温度・Ng食品を徹底解説

チルド室とは?冷蔵室との違いや正しい温度・Ng食品を徹底解説の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

冷蔵庫の内部は、保存する食材の性質に合わせて細かく温度が設計されています。それぞれのスペースが持つ温度設定と最適な役割を把握しておくと、食材の傷みを防ぎやすくなります。

スペース名設定温度の目安主な特徴と適した食材冷蔵室約3℃〜6℃日常的に使う調理済みのおかず、調味料、飲料などチルド室約0℃〜2℃凍らせたくない生肉・鮮魚、納豆、チーズ、加工食品微凍結パーシャル約-3℃肉・魚の表面だけをわずかに凍らせ、約1週間長持ちさせる野菜室約3℃〜8℃高湿度を保ち、低温障害を起こしやすい野菜や果物を保護冷凍室約-20℃〜-18℃完全に凍結させ、1ヶ月以上の長期保存を行う

特に混同されやすいのが「チルド室と冷蔵室の違い」と「チルドとパーシャルの違い」です。冷蔵室(約3℃〜6℃)は開閉頻度が高く温度変化が起きやすいため、傷みやすい生鮮食品の長期保存には向きません。一方でチルド室は密閉性の高い引き出し構造になっており、冷気を逃さず0℃付近をキープします。

また、パナソニック製品をはじめとする主要メーカーが採用している「微凍結パーシャル(約-3℃)」は、食材の表面をわずかに凍らせる技術です。チルドよりもさらに低い温度帯で菌の繁殖を抑制できるため、肉や魚を解凍いらずのまま約1週間保存したい場合はパーシャル、完全に凍らせずに当日〜数日中に調理したい場合はチルド室を選ぶのが鉄則です。

野菜室との違いについても押さえておく必要があります。野菜室(約3℃〜8℃)は湿度を高く保つ設計が施されており、冷えすぎによる「低温障害」を防ぐ構造になっています。0℃前後のチルド室に葉物野菜などを入れると凍結してしまうため、野菜類は原則として野菜室で管理するのが適しています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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