洗濯機かさ上げ台は必要?後悔した声の真相とドラム式・賃貸の選び方
洗濯機かさ上げ台は必要?後悔した声の真相とドラム式・賃貸の選び方について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
賃貸マンションやアパートでかさ上げ台を導入する場合、持ち家とは異なる特有の制約と原状回復トラブルへの配慮が不可欠です。退去時の敷金精算で揉めないためにも、以下のポイントを把握しておく必要があります。
賃貸入居者が確認すべき3つのチェックポイント
まず確認すべきは「壁付給水水栓の高さ」です。洗濯機を10cm底上げした結果、給水ホースの接続部が水栓の蛇口とぶつかり、本体が防水パン内に収まらなくなるトラブルが頻発しています。次に「床材の耐圧性」です。クッションフロア(CF)直置きの物件の場合、4点に集中荷重がかかることで床に深い凹み痕が残り、原状回復費用を請求されるリスクがあります。硬質ゴム製の防振パットを噛ませるなど荷重分散の工夫が求められます。
安全に後付け設置するための実践ステップ
すでに設置されている洗濯機に対して後付けでかさ上げ台を設置する作業は、重量事故の危険が伴います。必ず大人2人以上で作業を行い、以下の手順を厳守してください。
ステップ1:周辺環境の養生と事前準備
作業前に給水水栓を完全に閉め、電源プラグとアース線をコンセントから抜きます。給水ホースと排水ホース内に溜まった水をバケツへ排出し、周囲の床や壁を毛布や厚手の段ボールで保護します。
ステップ2:前方・後方の段階的リフトアップ
大人1人が本体を後方へ斜めに傾けて支え、もう1人が前側の2つの脚の下へかさ上げ台を差し込みます。次に本体を前方へ傾け、奥側の脚の下へ慎重にかさ上げ台を滑り込ませます。この際、手や指を挟まないよう声を掛け合いながらミリ単位で位置を調整します。
ステップ3:水平器による水平確認と試運転
洗濯機本体の天面に水平器(スマートフォンの水準器アプリでも代用可)を置き、気泡が中央に収まっているかを確認します。傾きがある場合は付属の調整板やアジャスターで水平を出します。最後に「脱水のみ」で試運転を行い、異常な横揺れや異音が発生しないかを目視で点検します。