スクワットで膝が痛い原因とは?痛めない正しいやり方と改善法

スクワットで膝が痛い原因とは?痛めない正しいやり方と改善法について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

関節を守りながら狙った筋肉をフルに稼働させるためには、スクワットで膝を痛めない正しいやり方をミリ単位で体得することが不可欠です。基本動作の手順とフォームの要点を押さえましょう。

まずスタンスは肩幅からやや広めに設定し、つま先は外側へ約15〜30度開きます。動作の開始時は「膝を曲げる」のではなく「股関節をお尻の斜め後ろへ引き込む」意識を持つことが最大の急所です。下降中は常に「つま先と同じ方向に膝を送り出す(Knee-out)」状態を維持し、内側への倒れ込みを完全に防ぎます。

女性や内転筋強化を狙う層に人気のワイドスクワットにおける膝の痛み改善法としては、足幅を広げすぎないことが第一歩です。股関節の柔軟性を超えたワイドスタンスは、膝関節に強烈な外反ねじれを生みます。つま先と膝の角度が必ず一致するレンジ(外側約45度以内)にとどめ、垂直に骨盤を下ろす意識を持つことで膝への剪断応力を回避できます。

また、ウエイトトレーニングで高重量を扱う場合、バーベルスクワットでの膝の負担軽減にはバーの担ぎ位置が鍵を握ります。僧帽筋上部にバーを置く「ハイバー」は体幹が直立しやすく膝の曲がりが深くなるため、膝に不安がある場合は肩甲骨棘の上に担ぐ「ローバー」へ移行するのも極めて有効な戦略です。ローバーは股関節により多くの負荷を預けられるため、膝蓋骨周りの圧迫力を物理的に抑えることが可能になります。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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