スマホの充電に時間がかかる原因は?急に遅い時の即効改善策と危険サイン
スマホの充電に時間がかかる原因は?急に遅い時の即効改善策と危険サインの真相について、専門知識を基に徹底解説します。
昨日までは問題なく充電できていた端末が、ある日を境にiPhoneの充電が急に遅いと感じるようになった場合、ハードウェアの故障ではなくOS側のインテリジェント制御が関与している可能性を疑う必要があります。iOSにはバッテリーの劣化を軽減する「バッテリー充電の最適化」や「上限80%」の設定が標準搭載されており、ユーザーの毎日の充電ルーティンを学習して80%以降の給電を意図的に保留・低速化させることがあります。また、周囲の室温が高い環境では、端末を熱から保護するために画面表示や充電速度が自動制限されます。
一方、Androidの充電が遅くなった対処法としては、まず設定メニュー内の「急速充電」「急速ワイヤレス充電」のトグルが意図せずオフになっていないかを確認することが初手となります。さらに、Android端末はバックグラウンドで動作するアプリの電力消費の影響を受けやすく、GPSを常時測位するアプリやクラウド同期が裏で暴走している場合、充電速度を消費速度が相殺してしまう事態が生じます。
特に深刻なのが、充電が増えないどころか減る原因です。高負荷な3Dグラフィックゲームを起動しながらの充電や、車載ホルダーでスマートフォンの画面を最大輝度にしてナビゲーションアプリを動作させている状態では、端末の消費電力が受電電力を上回る「逆転現象」が発生します。この状態で放置すると、端末内部の基板が高熱を発し、バッテリーに致命的なダメージを与えるため、直ちにアプリを完全終了させ、画面を消灯したスリープ状態で給電を行う必要があります。