日立Cm「この木なんの木」はどこ?ハワイ現地の現在と枯れた噂の真相
日立Cm「この木なんの木」はどこ?ハワイ現地の現在と枯れた噂の真相とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
「この木なんの木」の正式な植物名は、マメ科ネムノキ亜科に属するアメリカネムノキ(学名:Samanea saman)、現地ハワイや英語圏では一般にモンキーポッド(Monkeypod)と呼ばれています。中南米を原産地とし、19世紀半ばにハワイ諸島へ持ち込まれました。
日立の樹として親しまれる個体は、推定樹齢約130年。高さ約25メートル、枝の広がり(幅)は約40メートル、幹の胴回りは約7メートルに達し、まるで広大な緑のドームのような威容を誇ります。なぜこれほどまでに左右対称の美しい半球形に広がるのかというと、強い日差しが照りつける熱帯地域において、周囲に遮るもののない広大な敷地で日光を効率よく浴びるため、水平方向へ均等に枝を伸ばした結果です。
また、現地では別名「レインツリー(Rain Tree)」とも呼ばれます。雨が降り出す直前や夕暮れ時になると、蒸散を防ぐために葉をキュッと閉じる就眠運動を行うため、古くから現地の天候変化を告げる木として親しまれてきました。朝方に訪れると青々と広がる葉が、夕方近くになると畳まれて木漏れ日の差し込み方が変わる様子は、植物の息吹を間近に実感できる見どころの一つです。