「現代の徳川家斉」か、それとも時代の歪みか? 令和の「一夫多妻生活」が問う日本の家族観

「現代の徳川家斉」か、それとも時代の歪みか? 令和の「一夫多妻生活」が問う日本の家族観についての真相をご紹介します。

札幌市内の住宅街。表札には複数の姓が並ぶわけではないが、その扉の奥では異質な日常が営まれている。渡部氏と同居するのは、それぞれ異なる背景を持つ複数の女性たちだ。彼女たちは交代で家事や育児をこなし、外で働いて得た収入を家庭の共通財布へと納める。驚くべきことに、渡部氏自身は働いていない。

朝起きれば、誰かが淹れたコーヒーがテーブルに置かれている。日中は子どもの面倒を見たり、自身の動画配信を行ったりして過ごす。一見すると究極の「ヒモ生活」にも思えるが、当人たちの間では明確な合意が成り立っているという。互いの嫉妬心や葛藤が皆無なわけではない。だが、それを上回る「共有の価値観」が、この奇妙な共同体を維持させる原動力になっているというのだ。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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